助けたら助けられるのだ
昨年、お亡くなりになられたフジコヘミングさんですが
数年まえよりフジコさんのコンサートに何回か通っていました。
はじめて行った時のことを今でもよく覚えています。
確か、四ツ谷の紀尾井ホールだったと思いますが
前半が終わり、後半ショパンも終わりリストも終わり、
最後へ向けてカンパネラが待っているあたりだったと思います。
フジコさんにお疲れの様子が見えたその時、たくさんの猫、犬たちが
フジコさんの周りを囲んでいるのが見えました。
あまりにもたくさんの猫ちゃんやワンちゃんがいて、びっくりしました。
その後、疲れる様子はなく無事に演奏会は終わりました。
ほんの一瞬、自分はその様子が見えましたが、まるで見守っているいる、応援しているかの
ようなエネルギーを感じ、感動したことを昨日のことのように覚えています。
その時は、なんであんなに猫たちがたくさんいるのか全くわからなかったのですが、
NHKドキュメントや数々の書籍、映画を見てわかりました。
フジコさんが助けた猫や犬たちだったと。
これだけ助けてきたんだと・・・
ねこちゃんを飼っているとは知っていましたが、そんなにたくさんの数を
保護しているとは思ってもいませんでした。
私は、それを目の当たりにし、自分の体験や聞いた話しから
本当のことだと今は思っています。
助けたら助けられるのだ。
もし、今自分に置かれている状況や状態が辛い方は
ご自分の回復に集中すると良いでしょう。
今は、たくさん自分を大切にする時だと思って、自分に注いでいく。
しかし、回復なさっている方や、余裕がある方は、このことをどこかに覚えていてくれた
いいな、と思います。
猫を救うなどの大きなことではなく、誰かにあたたかい言葉を一言かけてあげる、小さいことでもいいから自分ができる範囲で出来ることをしてみるといったことです。
たとえ小さいことでも自分にとっての大きいこととなっていくのではないかと思います。
助けられたいから助ける・・・というのは違うことは
誰しもがご理解なさっていることでしょう
2025年もこのブログにたどりつき、読んでくださった方みなさまが
素晴らしい年となりますように。
NHKプラスより
フジコ~あるピアニストの軌跡~
0コメント