音楽と波動
「オルガン&ヒーリングセレブレーション」で 演奏を聴いてくださった方が 「オルガン演奏の間ずっと眠くて仕方なかったです」 とお話しくださる方がいらっしゃいます。
その時、シリウス慶氣さんからこんな解説をいただきました。
『オルガンから出ている音の波動や、その場の空間が整っていることで 脳波がアルファ波になり、眠くなることがあります。 それに、日頃の疲れが出ているのかもしれませんね。』
私自身も、実際に音の波動が人や空間に影響を及ぼすことを実感した経験があります。
それは、フジコ・ヘミングさんのコンサートでの出来事でした。
そのプログラムは、 前半に弦楽合奏のステージ → 弦楽合奏とフジコさんの共演 → 後半にフジコさんのソロ、という流れでした。 前半のヴィバルディ《四季》は活気にあふれ、クラシック特有の緊張感がありました。
ところがフジコさんが加わった途端、彼女の音が会場に満ちていくにつれ、 弦楽合奏の音色がどんどん柔らかく、優しく、自然な響きに変わっていったのです。
その瞬間を目の当たりにして、とても驚きました。
まるでだんだんと脳波が変わっていっているようにも見えました。
演奏者の表情も落ち着き、フジコさんの音の「波動」に影響されているのではないか、と強く感じました。
今回のオルガン&ヒーリングセレブレーションでのよしきさんのお話を伺い、 「フジコさんの音も、心地よい波動を持つアルファ波の響きだったのではないか」 と、あらためて思い出しました。
調べてみると、
α波 … リラックスしている時に出る脳波
β波 … 集中している時に出る脳波 とのこと。
音楽の持つ波動が、人の体や心に変化をもたらすことは確かにあるのだ、と改めて確信しています。
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