楽器が教えてくれること

来月、教会のパイプオルガンで弾かせていただけることになりました。

パイプオルガンはイタリア(北の方)で作られたもので、先日、TBSせかい不思議発見でオルガン工房が放送されました。

作られた場所や作った方、楽器への想いを知ることができてとても感動しました。

人が一から作っていることがなんてすごいんだろう、と思い
ピアノ(大手メーカーに限る)は大量生産なので、ピアノと関わってきた時間が長い私はより強く感じます。

来月弾くこのオルガンで練習させていただいていたある日、演奏に向かう意識や姿勢を楽器から問われたことがありました。
(そういう時は楽器と意思疎通ができず、はじかれる感じがします)

自分の甘さや真剣さが薄かったことを見つめ、出直したところ開通した、という出来事がありました。

オルガン製作職人さんが楽器にかける想いからすると、自分はかなり浅はかなんだなと、自分の在り方に気づきましたが、人生かけて作られている楽器に触れさせていただき、その道で生きる、生きている方の本氣を教えてもらったように思います。

本気で生きる、ということ


オルガン制作家 アンドレア・ゼーニ
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オルガン制作家、アンドレア・ゼーニは、世界遺産に登録されたイタリア・トレンティーノ州に跨るドロミテ山脈の麓、風光明媚なフィエンメ渓谷のテゼロで生まれ育ち、そこに彼のオルガン工房を構えている。 ゼーニは、同地にあったパオロ・チレーザ・オルガン工房で修行を積み、1991年から1995年には、工房の中心的な存在として8つの小~中型オルガンを完成させた。その代表作として、トレント市、クリスト・レ教会に建造されたドイツ・バロック様式に基づく楽器がある。  1996年に独立、テゼロに、アンドレア・ゼーニ・オルガン工房を設立。次の3点を工房の理念として掲げている。 1.機能性、美学、音響学すべての分野に重点を置いたバランスの取れた楽器の設計と制作。 2.歴史的なオルガン建築法の伝統を引き継ぎながらも、各楽器に個性を持たせることを尊重した新しい楽器制作。 3.職人精神に基づいた、細部にまで至る入念な配慮とこだわり。  ゼーニは常に綿密な調査と研究に情熱を注ぎ、1996年の独立当初より、様々な歴史的建造様式に基づいたヴァリエーション豊かな楽器制作を手がけてきた。代表作品として以下の楽器が挙げられる。 -  サルガレーダ(トレヴィゾ県): フランス、カヴァイエ=コル様式-  サンタ・ルチア・ディ・ブドイア(ポルデノーネ県): フランス古典様式-  ヴィチェンツァ市(サンタ・マリア・イン・フォロ教会): ドイツ後期バロック様式-  ボルツァーノ市: 北ドイツ・バロック様式-  プレダッツォ(トレント県): ロマン派様式-  サヴォルニャーノ(ポルデノーネ県): ヴェネツィア、クラシック様式-  ヴィチェンツァ市音楽院: ドイツ、G.ジルバーマン様式-  ポンテ・デッラ・プリウラ(トレヴィゾ県): フランス、ロマン派様式   最高級品質の材料の使用、高度技術による真剣な制作姿勢、特にゼーニの巧みで慎重な整音技術は、楽器制作依頼者からのみならず、他のオルガン製作者や、国際的な著名オルガニストなど、各方面から広く賞賛を集めている。 ゼーニ・オルガンを演奏した代表的なオルガニストは以下の通りである。Aude Heurtematte, Christophe Mantoux, Claudio Astronio, Daniel Roth, Federico Vallini, Heinrich Wald

www.andreazeni.it

補足:楽器を通して自分自身の成長につながるメッセージを受信したということと思いますので、楽器が厳しいとかじゃないから安心してください(^^)
私自身、楽器本体から伝わってくるものを感じながら演奏するタイプである、ということでございます

ヒーリングピアニスト小松美智子

自由で喜びの音楽を! お一人お一人へ、必要なエネルギーを音に乗せ、聴いてくれた方の人生が好転していく応援の音楽をピアノ&パイプオルガンで奏でています。

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