楽器が教えてくれること
来月、教会のパイプオルガンで弾かせていただけることになりました。
パイプオルガンはイタリア(北の方)で作られたもので、先日、TBSせかい不思議発見でオルガン工房が放送されました。
作られた場所や作った方、楽器への想いを知ることができてとても感動しました。
人が一から作っていることがなんてすごいんだろう、と思い
ピアノ(大手メーカーに限る)は大量生産なので、ピアノと関わってきた時間が長い私はより強く感じます。
来月弾くこのオルガンで練習させていただいていたある日、演奏に向かう意識や姿勢を楽器から問われたことがありました。
(そういう時は楽器と意思疎通ができず、はじかれる感じがします)
自分の甘さや真剣さが薄かったことを見つめ、出直したところ開通した、という出来事がありました。
オルガン製作職人さんが楽器にかける想いからすると、自分はかなり浅はかなんだなと、自分の在り方に気づきましたが、人生かけて作られている楽器に触れさせていただき、その道で生きる、生きている方の本氣を教えてもらったように思います。
本気で生きる、ということ
オルガン制作家 アンドレア・ゼーニ
ウェブサイト
補足:楽器を通して自分自身の成長につながるメッセージを受信したということと思いますので、楽器が厳しいとかじゃないから安心してください(^^)
私自身、楽器本体から伝わってくるものを感じながら演奏するタイプである、ということでございます
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