演奏曲の解説「来たり給え、創造主なる聖霊よ」
聖霊という存在について、みなさまご存知でしょうか?
今日は、「来たりたまえ、創造主なる聖霊よ」という聖霊の曲の解説をしたいと思います。
聖霊は英語でホーリースピリット(Holy Spirit)
父なる神・子なるキリスト・聖霊のこの3つが一つとなったことを三位一体と言われていて
このひとつひとつが全部、総合的にエネルギー的に関与しているのだと思います。
さて、聖霊ですが、一般的に白い鳩の姿で表されていますね。
実際に鳩なのでしょうか?
それとも違う何かなのか?
何か違う形として実在しているのか?
聖霊は鳩で表されるイメージが先行するが故に、そのイメージが固定されることや、
実際にはよくわからなかったり、自分とかけはなれていて近い存在とは感じにくいものなのではないかと思います。
ここで、先日アンドロメダサロンにて開催した、オルガンとヒーリングセレブレーションの会にて
演奏した聖霊の曲に話しを戻したいと思います。
ザムエル・シャイト作曲 「来たり給え、創造主なる聖霊よ」
これは、バロック初期(バッハより少し前の時代)のドイツの作曲家が作った曲で
グレゴリオ聖歌の聖霊の旋律が使われています。
この聖歌がどんな意味なのかを調べてみると・・・
聖霊を呼び、五官を高めることや愛を心に注ぎ込めることを求め
その恵みにふさわしい肉体になること、そしてその肉体に霊が宿り超越的な力が働く・・
といった内容が歌われています。
グレゴリオ聖歌は800年頃から発展したカトリックの教会で歌われる単旋律の歌で、
現代の音楽のような長調、短調がなく、拍子もなく、伴奏もありません。
現代の音楽はみな、最後は必ず終止音で終わりますが、こちらは終止音でない音で終わっています。
というように、形式が自由で、言葉に自然と節がついたような感じになっていて
現代の要素から外れた音楽が、より昔の時代に連れて行ってくれる気がするのでとても好きです。
アンドロメダサロンにて演奏する曲に選んだこの聖霊の曲は、グレゴリオ聖歌の旋律を2倍の長さで奏でられていきます。
これは、言葉を長くし時間をかけることにより、意味や内容を強めているのでしょう。
決して素通りしないような強さがあると感じ、昔から歌い継がれてきたものから伝わってくる、聖霊のエネルギーや聖霊を感じられるきっかけとなればいいなと思い、今回選びました。
さて、冒頭の疑問に戻りますが、今回、シリウス慶氣さんより聖霊のお話があり、聖霊は遠い存在ではないということがわかりました。
自分にとっては感じたいけどよくわからなくて感じられなかったものが、近づいた気持ちになりました。
聖霊というエネルギーだということです。
次に聖霊の曲を弾く時は、以前とは違う感覚で演奏できると思っているので
また機会がある時にぜひ聴いてみてください。
聖霊の曲はここでも聴けます。
聖霊の動きが見えるような曲となっています。
(amazon music や Spotifyでも同じ曲があります。)
こちらの音楽や朗読を聴いたら殺処分される猫の助けになることができます
次回のオルガンヒーリングは7月26日です!
7月と8月にピアノを弾きます!
ぜひお越しくださいませ♪
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